前回、ブラジャーを買う前に
母親がするべきことをお伝えさせていただきました。
今回は、ブラジャーの選び方4ステップをお伝えしたいと思います。
ステップ１ 少しトップが目立つ段階
キャミソール型ブラや、タンクトップ型のブラ
初経の1年前からバストトップが膨らみはじめ、
洋服との擦れにより、痒みや痛みを感じ始めます。
「バストが痒い」と相談されたら、
トップを刺激から守る作りの胸元が二重になった
キャミソールや、カップのついたブラを買ってあげましょう！
締め付け感がなく、線も出ないので
お子さんも抵抗なく着ることができます。
ステップ２ ふくらみが出始めた段階（初経前後）
スポーツブラ
トップがさらに膨らみ
バストが横にも広がってくると
キャミタイプでは支えられなくなります。
バストをしっかりとカバーしてくれる
スポーツブラタイプのブラに移行してあげましょう。
線を気にするお子さんもいますので
その上に、色の濃い目のタンクトップを重ね着させてあげると良いです。
ステップ３ 全体が膨らんできた段階（初経１年前後）
ノンワイヤーブラ
走るとバストが揺れて痛い
胸の膨らみが洋服の上からもわかる様になった。
「ブラなしでは体育着になると、恥ずかしい」
「走ると痛い」と感じるようになった。
ノンワイヤー＆ホックなしで、
バストを締め付けずに
発育を支える子ども用ブラに移行してあげましょう。
ステップ4 柔らかいワイヤーを使った成長期専用のブラジャー（初経３年位）
丸く立体的に膨らみ、
大人のようなバストに近い状態。
この段階でとても大切な事は
バストがA～Bカップ位の大人サイズに
なってきたから良いだろうと
大人用のワイヤー入りブラをつけさせないという事です。
大人のバストとは違い成長段階のバストは硬い為
大人用の寄せて上げるブラなどを着けさる事で
ブラがずれる、締め付け感が辛い、
バストの上部分が浮く、ワイヤーが痛いなど
発育に影響する問題が出てきてしまいます。
更には、形が崩れる原因に直結します。
目安として
初経から3年後までは、ジュニア用のブラを着ける様にし
子供のバストの成長を妨げないようにしてあげましょう。
当協会で推奨している
「お風呂おっぱサイズ」を
バストの膨らみが出る前から
親子で行っていただくことで、
形の良いバストに成長します。
更には、生理痛で悩まない体に整えていく事に繋がります。
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