アナタの武器、使いこなしていますか？

先日、あるお店から

出てきた背の高いご婦人の

シャンと伸びた背筋と、

お孫さんであろう

少女に声をかける、

優しい眼差しを見てフッと

亡き母を思い出しました。

私の母は、今生きていれば

73歳になります。

今までもコラムに

度々母からの教えを

書かせていただいたり

しているのですが、

今の私の思考は

母から教えられたものが

大きな土台

となっているのは間違いありません。

今回はこれからも度々、

登場するであろう

亡き母がどんな

女性であったかを

お伝えさせてただきます。

私という人間を

わかっていただくのに

1番わかりやすいので！

母は165㎝と

身長の高い女性でした。

母の時代の165㎝の

女性は今でいうと

175㎝位の感覚だと思います。

かなり大柄な女性だったわけです(;’∀’)

その当時は間違いなく、

小柄な女性が

男性からは好まれていたので

母は長身である事が

コンプレックスだったのだろうな…

と思ったら、

まるでそんなことはなく！

地元の女子高に入り、

バスケ部のエースを務め

文化祭では演劇の

主役を毎回務め

思う存分高身長であることを生かし

enjoyしておりました！！

そして、更にはその当時

埼玉の田舎からは初の

三越のエレベーターガール

として働きだしました。

母は、

「田舎の農家の男性に

自分は好まれないなら

都会に出て、三高

（高学歴・高収入・高身長）

を狙いに行けばいいと

思ったのよ！

その為に高身長が生かせる

エレベーターガールに

なろうと思ったの。」

と言っていました。

母は自分の武器を、

生かせる場所で使うからこそ、

「武器としての威力」

を発揮すると

わかっていたのですね。

その証拠に、

よく私に幼い頃から

誰にも負けない

自分の武器に早く気づき

その武器を磨きなさい。

と言っていました。

そして最後に必ず

「武器には自分で

気が付くことが大切」

と言ってきました。

自分を正面から

真っすぐ見られる

女性になれと。

自分を鏡越しに

真っすぐに見る、

バレエを３歳から

習い始めたのも

母のその言葉の意味が

知りたかったからかもしれません。

そして、今なら

ハッキリその言葉の

意味が分かります。

「自己肯定感を

自分自身で高められる

ようになれ」という事です。

大人になると、嫌という程

直面するのがこの

「自己肯定感」

どうせ私なんて…

私なんかには無理…

私から見ると

「全然そんなことないよ」

「それはあなたにしかできない

素晴らしい武器なのに」と

言いたくなる方が沢山います。

そして、

そのように言う方は大抵

「自分を鏡で見るのが苦手です」

と言います。

アナタは自分の事を

正面から見ることは出来ますか？