前回、お伝えしたPMS(月経前症候群)

前回の記事はこちら

アナタはパートナーに伝えてみましたか?

 

今回は、メンタルや体調不良以外で

多い悩みをお伝えいたします。

PMSで女性が困る「食欲」

PMSの症状の中で最も女性を困らせる

 

食欲

 

「ダイエット中なのに止められない…」

「40代になり太りやすくなったから、量減らしてたのに…」

と思いながらも、止められない食欲

「今はしょうがないか!!」

と罪悪感を感じながら

食べてしまう。

こんな事ありませんか?

 

 

食欲は何故出るの?

 

PMSの女性は月経前になると、

食べたくてたまらない気持ちになったり、

実際に過食になる方もいますよね。

 

そして、体がふらふらするような感じや、

手足がしびれたように感じる方もいるかも知れません。

 

これは、何故なのでしょう?

 

これらは、血糖値の低下と関係があります。

 

普通女性は、血糖値が下がりアドレナリンが分泌するまで、

4~5時間は過ごせると云われています。
(男性は、もっと長く、6~7時間)

 

月経前になるとそれがイレギュラーとして

下限調節機構のレベルは引き上がり、

3時間ほどでアドレナリン分泌が起きます。

 

すると

女性のPMS(月経前症候群)の女性は、

長時間食事をしないでいる事に

耐えられなくなるのです。

 

 

PMS中は甘いものを食べても太らない?

 

食欲が増すと、チョコやケーキ

と言った、糖質を取りたくなる方も多いですよね。

 

そして、

「PMS中は甘いもの食べても太らない」

と言う都市伝説的な噂を

耳にした事はありませんか?

 

 

では、実際はどうなのでしょうか?

砂糖は一時的には血糖値を上げて

 

気分を落ち着かせてくれますが

その後の急激な血糖値の低下によって、

かえって不安定な気分になります。

 

そして、塩分は取りすぎると

体がむくんでしまいます。

 

飲み物では

コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは

精神的な不調を促進する可能性があるので、

なるべくPMS期間中は避けるように言われています。

アナタに不足していたのは・・・

 

そして、PMSの症状が強く表れる場合に

考えられる、アナタに不足しているもの

それは

 

栄養素

 

栄養素の不足これが、過剰な食欲を

引き起こしている事があります。

PMS期間は栄養バランスや

特定のビタミン類の摂取を

心がけると軽快する場合があります!

PMS期間にとるといい食材は?

積極的にとりたい食品
豆類(豆腐・納豆・みそ)

緑黄色野菜(ニンジン、カボチャ、ホウレン草)

海藻類(昆布、ワカメ、ひじき、海苔)

植物油脂(オリーブ油、大豆油、サフラワー油)

種実類(ゴマ・落花生・アーモンド)

精製していない穀類(玄米・そば)

 

でも!わかっていても月経前になると

普段と食の好みが変化し、

無性にジャンクフードが食べたくなったり、

甘い物が食べたくなったりしてしまいますよね。

 

PMS症状を改善するには、お伝えしたように

糖分や塩分の過剰摂取に気をつける必要があるのですが、

それらを一切とらない!とガマンすると

ストレスがかかってしまい、

不調に拍車をかけることにもなりかねません。

 

個人的にはあまりにも過剰に食べなければ

ある程度自分の欲求に従う方が楽に過ごせると考えています!

 

少量に分けて、回数を!

PMS中や生理中は1日3食という

一般的な食事のペースでは

血糖値の上下が起こってしまうので、

少量にわけて食事(特に炭水化物)を食べると

食べ過ぎを防ぐ事ができるので

食べ過ぎで、悩むアナタは是非

試してみてくださいね!