私が協会を立ち上げる以前も、今と同じようにおっぱいワークショップを開催していました。
参加者様の中で多かったのは「乳癌の親族がいる方」でした。
乳癌家系の方は「乳癌は遺伝が強いから自分もいつかなるのではないか」という恐怖心をお持ちの方が多いです。
必ず乳癌検診などで、乳がんのセルフチェックをするように言われるそうです。
しかし、実際の所は1回~2回して、苦痛になりやめてしまうそうです。
「癌を見つける為に胸を触るのがどんなに恐怖か、わかりますか?」
と何回か聞かれたことがあります。
わかる気がします。
私の母は原発不明癌で乳癌ではなかったものの、癌家系であることに変わりがないので(母方、父方の兄弟は癌で亡くなった方が多い)
胸に痛みやしこりの様な違和感があると、日課である「おっぱサイズ」をする事が憂鬱になったりもします。
私の場合は、異変があるとすぐに病院に駆け込んで検査をしてもらうのですが、なかなかそれができない方がいらっしゃるのも事実です。
マイナスの感情を持ちながら
「あると良くないものを探す為に胸を触る」
これ、正直、苦痛ですよね。
そして、マイナスの感情で、乳癌チェックをすると精神衛生にも良くないです。
feel careおっぱいマイスター協会
そして、続かない理由、と言いいますか「やらない理由」で1番多いのが「自分の胸を見るのが嫌だから」です。
乳癌のセルフチェックでは、鏡に向かい腕を上げ、胸にひきつれがないかを確認します。
この「胸をみる」に抵抗を感じる女性が多いです。
授乳後の垂れた胸を見る度に、がっかりするので…
年齢と共に張りがなくなる胸を見るのが辛い
自分の胸の形が好きではない
など様々な理由がありますが、授乳後の胸を見たくない女性はとても多いです。
授乳中は、はち切れそうなほど張っていた胸が、風船が萎んだようにしわしわになる。
大きかった胸が、小さくなり女性らしくなくなってしまった。
この授乳中と授乳後の胸の差に愕然とされるのです。
そんな時に「胸を見てください」と言われても…躊躇してしまいますよね。
何を隠そう、私が人生で1番ショックを受けたのは、授乳後の萎んだ胸をお風呂の鏡で見たときでしたからね…
しかし、現実問題として乳癌になりやすい年齢は、張りが有るような胸の年代の女性ではなく、まさしくこの「自分の胸を見たくない」層の年齢であったりもします。
乳癌の早期発見が大切なこの時代に、どうしたら多くの女性が自分の胸に触れたり、見たりする機会を作ることができるだろうか…。
さらには、続ける事ができるだろうか…と考えました。
マイナスのイメージからではなく、プラスのイメージから入る!
これがとても大切なことなんです。
「思考は現実化しますからね」
萎んだ胸を元に戻す!それを謳っている某インストラクターの先生の講義も受講したことがありましたが、正直
「工程が長くて続けられない」
それが、産後で小さな子供がいた私の素直な感想。
産後でなくとも、働く女性が毎日、時間を取りこの工程を行うのは厳しい。
でも女性で有る限り「張りのある豊かな胸で女性らしくありたい」と思う気持ちを誰しもが持っている。
絶対にこの「プラスの感情に働きかけたい!!」
それを譲れなかった私は、エステの技術をすべて取り込み、お風呂に入る所から体をふくまでで、すべての工程が終わる「お風呂おっぱサイズ」を考案いたしました。
お風呂で体を洗いながら胸を触る、バスタオルで拭きながら胸を触る、そして目の前の自分の胸がドンドン「ふっくら」と変わっていく!
この嬉しい気持ちを前面に出しながら、日々の自分の胸の状態を把握できるようにする事で、胸の異変に気付く事ができ、それが「乳癌の早期発見」につながる。
沢山の女性が、自分の胸に触れる事を習慣化していく事を目指していきます!
feel careおっぱいマイスター講座では、女性ホルモンにかかわる「食生活」「生活習慣」「所作」などの知識も身につけていただけます。
次回のfeel careおっぱいマイスター初級講座の開催日は
2018年10月28日(日)10時~16時 池袋
2018年12月15日(土)10時~16時 池袋 嵐山
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