まず!
産前のおっぱいと産後のおっぱいは何が違うのかをお伝えしていきます!
最初に知っておいてほしい真実があります。
断乳直後から1年位は元の胸のサイズから
80%縮むと言う統計が乳腺外来で出ているという事です。
でも、安心してください!
その後ゆっくり時間をかけてサイズは徐々に戻るとも言われています!!
ただ、この時に戻る前に妊娠出産を繰り返すと当然、戻りにくい状態になります。
では産前、産後の胸の違いを
① ホルモン
② クーパー靭帯
③ 皮膚状態
で見ていきましょう!
①ホルモン
乳腺の発達を促しているのはエストロゲンです。
妊娠中にこのエストロゲンとプロゲステロンが急激に増える事でおっぱいは大きくなります。
そして産後に急激に減少し通常の量を下回るようになるのとプロラクチンと言う母乳を作るホルモンが分泌されなくなることで胸が萎むと言われています。
更に、乳腺の組織が萎縮し反対に脂肪が多くなりおっぱい全体が柔らかくなり張りが失われた状態になります。
②クーパー靭帯
プロラクチンの分泌で母乳を作り始めるとおっぱいは大きくなります。
大きくなったおっぱいを支えきれなくなるとクーパー靭帯は伸びてしまいます。
想像してみて下さい!
ゴムの先にオレンジを着けた時のゴムの伸び具合とゴムの先にスイカを着けた時のゴムの伸び具合の違いを!
授乳中のおっぱいはスイカの様なものです。
それを支えるゴムがクーパー靭帯だとしたら…
明らかに伸びてしまいますよね。
そして、残念な事に伸びたゴムは元には戻りません…。
それが産前と産後の胸の見た目に大きな影響を及ぼすのです。
③皮膚状態
おっぱいが大きくなった時に当然皮膚も一緒に伸びています。
その時にキチンとした保湿ケアをしていないと皮膚きめが粗くなり張りが無くなります。
妊娠中に大きくなるお腹にクリームを塗らないと、お腹に、妊娠線の跡が出来たりたるんでしまうのと全く同じ原理です。
それにより、伸びた風船に空気が入ったような状態になり見た目も触り心地も変わってきます。
今回お伝えする内容を理解する事が産後女性のバストケアにはとても大切なので、最後にまとめと対策をお伝えします!
①ホルモンバランス
ホルモンバランスにより乳腺は萎縮がおき、反対に脂肪が多くなりおっぱい全体が柔らかくなり、張りが失われるので乳腺への刺激は無駄。
柔らかくなったお肉を脇や背中に流さないブラジャー選びやマッサージが有効。
②クーパー靭帯
クーパー靭帯が伸びたことにより、産後はブラジャーなしでは支えられなくなり垂れるので産後の胸に合ったブラジャー選びが大切!
③皮膚状態
皮膚が伸びた事で、伸びた分余った皮膚が垂れたような見た目を作るので、保湿ケアがとても大切。
どうでしたか?
これだけ産前と産後のおっぱいの状態は違いますので、当然ケアの仕方も変わってきますよね!!